太陽に黒点が!!
6月4日のことだった。太陽の端にゴマ粒よりもささやかな黒点を見つけた。私の知る限りでは、ほぼほぼ35日ぶりの黒点の登場だ。ただあまりにも小さいのでどうせいつものように2~3日で消えてしまうのだろうと思っていた。
ところが太陽の自転とともに見やすくなってくると、いやいやどうして少しづつ成長してここ半年ではまあまあ見栄えのする黒点になってきている。しかも7日に撮影したときには、まるで子どものような小さな小さな黒点も引き連れて、黒点群を形成している。そして8日にはやや成長しこれは楽しみになって来たと期待が膨らんだ。
しかし9日を最後に梅雨模様の雲に遮られ太陽がお隠れになってしまった。仕方がないので、NASAのSolar Dynamics Observatry(SDO)のサイトで、10日の太陽をチェックしたところ、悲しいかな子どもの黒点は消え去り親だけになってしまっていた。この後どうなってゆくのか?雲間からチラッとでも太陽が顔を出せば、確認できるのだが・・・
どんなすごい(といっても期待してはいけないが)6月7日に撮影した。白色光とHαの画像を並べておこう。