恐るべし!SeestarS50

 SeeStarS50を購入してから2ヶ月足らず。自宅のエアコンの効いた涼しい部屋からずぼら撮影ができることをいいことに、月のない晴れた夜はせっせと撮影を楽しんでいる。
 ちなみに仕様は以下の通り。
 対物レンズ口径:50mm 3枚恒星EDアポクロマート
 焦点距離:250mm(F5)
 受光素子:SONY starves IMX246 1/2.8インチ
 画素数:1920×1080(16:9)
 画角:1.28°×0.72°
 望遠鏡としては、7×50mmファインダーと同等の仕様で大したことないのだが、3枚構成EDアポクロマートの性能はすさまじいものがある。ただ受光素子のサイズは1/2.8インチ1920×1080の210万画素と控えめだが、近赤外まで感度があるおかげで内蔵デュオバンドパスフィルターとの組み合わせで、光害地でも赤い星雲がよく写る。画角は、1.28°×0.72°で望遠鏡の倍率に換算すると50倍ほどとなる。
 架台が経緯台ということもあり、細長い縦構図でしか撮影できない。なのでプレアデスやアンドロメダ銀河のような大きな天体を撮影するときは、アングルが回転できればと思ってしまう。早くモザイク機能が追加されればといいのだが・・・自力でモザイクをすればよいか・・・
 使っているといろいろと欲が出てきてしまうが、撮影画像を見ていただければお分かりのように得られる画像は素晴らしく、自動導入の性能も相まって完成度の非常に高いスマート望遠鏡と言えるだろう。


2024年08月02日