みどころ

1月10日 夕方の西空が賑やか 

よそよそしくなってきた木星と土星に水星が接近

夕焼けで真っ赤に染まる西空では、昨年12月21日に397年ぶりという木星と土星の会合を終えた木星と土星が光っている。そこに割って入るように1月24日に東方最大離角を迎える水星が、姿を現し存在感を高めている。今月は8日から12日にかけて、これら3惑星の競演が楽しむことができる。

●木星と土星の動き
 木星と土星は、さすがに旬を過ぎて、明るさが木星は-1.9等、土星は0.7等まで落ち、高度は12月21日の木星と土星の会合の後、木星は土星の東に移ったものの8度弱、土星は6度弱しかない。両惑星の間隔も2度角まで開いてきた。そろそろ今シーズンも見納めといった状況だ。

●1月24日 水星が東方最大離角
 そんな寂しげな木星と土星を励ますかのように、西の地平線から勢いよく高度を上げてくる星がある。水星だ。水星は1月24日の東方最大離角に向けて急激に目立ち始める。1月8日の時点では、日没約30分後の光度は3度程しかないが、木星と土星の間に割って入るように高度を上げて、西の地平線に近づいて行く木星や土星をしり目に、1月11日には土星との光度を逆転し、12日には木星よりも高度が高くなる。


●1月8日から12日3惑星の競演
 このときの、木星と土星と水星との目まぐるしい位置の変化を、1月8日から12日にかけて双眼鏡で楽しむことができる。
 ただし、なにぶんにも地平高度が6度前後と低いので、観望や撮影に当たっては、西南西の空が地平線まで見渡せる場所を事前に探しておく必要がある。

●木星土星水星1月9日
1月9日には、上から木星土星水星の順で、木星と水星の間隔は3.4度角程。一番高度が低い水星の高度は、3.4度しかない。


●木星土星水星1月10日
1月10日は、木星と土星がやや高度を下げ、水星が高度上を4度まで上げて均整の取れた三角形を形作る。明るさは、木星-1.9等、土星0.7等、水星-0.9等。


●木星土星水星1月11日
1月11日は、水星がさらに高度を上げて土星の上に躍り出る。上向きのとんがった三角形が下向きに形を変える。木星と水星の間隔は、4.6度角。