みどころ

 

4月19日 三日月と金星が寄り添う

4月23日~25日 金星がすばるに接近

 4月の宵ともなると、夜空を賑わしてくれた冬の星座たちは大きく西に傾き、春が来たと感じさせてくれる。特に冬の星座として真っ先に登場したおうし座は、20時にはもうお尻から西の地平線に沈もうとしている。
 おうし座は黄道上の星座なので、ときどき月や惑星が通過してゆくが、夕焼けの余韻が残る西空では、おうし座のなかで金星が光っている。そんな金星が月やプレアデス星団との共演を見せてくれる。


●4月19日 月齢1.9の月と金星がランデブー
 金星は、8月15日の東方最大離角を目指して高度を上げながら、明るさも-3.9等となり、宵の明星として十分に目立っている。こんな金星に19日、月齢1.9の細い月が並ぶ。月と金星の間隔は4.5度角なので、倍率7倍実視野7°の双眼鏡に余裕で入る。日没30分後の月の高度は20度、60分後でも15度程度あるので、じっくり楽しむことができる。
●4月24日 金星がプレアデスに接近
 月とのランデブーを済ませた金星は、ゆっくり高度を上げながら徐々にプレアデス星団に近づいて行く。そして24日には、プレアデス星団の主星であるアルキオーネと金星の間隔がわずか3.5度角というニアミスとなる。
 プレアデス星団の視直径が約2°であることを考えると、なかなかの見ごたえだ。金星の豊かな輝きとプレアデスの清純なきらめきがきっと目を釘付けにすることだろう。
 金星とプレアデスの接近のようすは、7倍双眼鏡なら、4月21日から26日ごろまで楽しむことができる。