みどころ

 

●7月下旬から8月初旬 放射点が4つもあるみずがめ座δ流星群

7月30日 みずがめ座δ流星群が極大
 みずがめ座に放射点を持つ流星群といえば、5月のこどもの日のころに極大を迎えるみずがめ座η流星群が、母天体にハレー彗星を持つということもあって有名だが、もう一つ7月中旬から8月中旬まで、1ヶ月もの間活動するみずがめ座δ流星群がある。
 この流星群の特徴は、四つの放射点を持っていることだ。まずδ星付近を放射点とするみずがめ座δ南群、みずがめ座δ北群、次にι星付近を放射点とするみずがめ座ι南群、みずがめ座ι南群に分けられる。活動の中心は、δ南群だが、年によって北群が多いこともあるようだ。
 極大日は、δ南群が7月30日、δ北群が8月9日前後。またι南群は8月5日ごろ、ι北群は8月20日ごろ。δ南群は1時間あたり5~6個程度の流星が見られるが、他の群は1時間当たり2~3個と低調だ。今年は7月29日が新月に当たっているので、全く月明かりを気にすることなく、最高の条件で観望・撮影に臨むことができる。
 ところで、みずがめ座δ流星群に合わせるようにして、7月30日に極大となるやぎ座流星群も活動する。この群も数は期待できないが、火球が出現することが特徴。
 観測する際は、流れた流星がどの放射点に帰属しているのかを見定めたいところだが、放射点が密集しているのでかなり難しい。