Seestar S50を購入
先月は超格安自動導入経緯台トラバースを衝動買いしたが、今度は自動導入だけではなく撮像から画像合成までしてしまうスマート望遠鏡Seestar50を悩んだ挙句購入してしまった。この望遠鏡は、1年ほど前から話題になっていて、興味津々だったが口径も小さいし自動撮影なんて・・・と馬鹿にしている感もあった。そんな矢先、半田空の科学館でのボランティア講習会の折に、観望会でのスマート望遠鏡の活用方法について話してほしいという依頼があったため、スマート望遠鏡を持っていないのに話はできないと、妙な理由をつけて購入したのだった。
1年前はバカ売れをしていていつ手に入るかわからないという品薄状態だったらしいが、今はだぶつき状態らしく、注文した翌日には届いた。
早速開封し、手持ちのスマホにコントロール用のアプリをインストールしようとしたら、アンドロイドのバージョンが古すぎて、仕方なく断念。格安タブレットを発注。
無事タブレットにアプリをインストールし、梅雨の晴れ間を狙って3等星がやっとという名古屋の透明度が悪い夜空の元でテスト撮影をしてみた。
まず第1の驚きは、アライメント(初期設定)をしなくても、自動導入体制に入り、いとも簡単に目標天体を導入してくれる。あとはシャッターボタンを押して、タブレットの画面に表示される、加算されて行く画像を見ながら適当なところでシャッタを閉じる。ただこれだけ。これで一昔前は苦労して撮影していた星雲星団の画像が、あまりにもあっけなく撮れてしまう。こんなんでいいの?という疑問が残るものの、これは楽しすぎる。
細かい話は次に譲るとして、とりあえずファーストライト画像を見ていただくことにしよう。