また太陽がお疲れモードに?
昨年12月1日のブログで、太陽野勝次うがの活動が活発になって来て、アメリカ国立大気研究センターの研究者も「サイクル25がこれまでに観測された中で最も強い太陽黒点周期の一つになる可能性がある」という論文を発表したということを書いた。確かに9月にサイクル24から25に移行した途端、それまでの超低レベルの活動からいきなり巨大黒点が現れたのだから、太陽がついにお目覚めかと高揚感に酔いしれた。
ところがその後、巨大黒点も消滅し、同じ黒点が盛衰を繰り返しながら自転の周期で見えるにとどまっていた。そして年が明けた1月、米粒ほどの黒点がゴマ粒ほどに衰えて、1月末には無黒点に近い状態に落ち込んでしまった。
当初NASAは、サイクル25は24と同様に活動は活発にはならないだろうと予測していたが、やはりその予想が有力なのかと思ってしまう。もっともサイクル25は始まったばかりなので、今後どう推移してゆくかはわからない。
ただ、太陽活動は地球の気候変動とリンクしているようなので、このまま低迷が続くと、いよいよ寒冷化に向かう可能性もある。太陽活動の推移を微力ながら見守ってゆきたい。