今年の梅雨は手ごわい
今年の梅雨はなかなか手ごわい。梅雨前線が、本州付近からチベットまで続いている。日本では各地で集中豪雨の被害が出ているが、中国も長江沿いの都市では大洪水で大変なことになっている。梅雨明けはまだまだ先になりそうだ。おかげでネオワイズ彗星が肉眼彗星となっているのに、雲に阻まれてなかなかその雄姿を見ることができない。
そんな中、今日は久々に梅雨の中休み。雲は多いものの晴れ間が広がった。久々に太陽の写真を撮ったが、相変わらず黒点は皆無。
太陽の極小期突入のせいでの寒冷化するのか、二酸化炭素のせいでの温暖化が進むのか定かではないが、6月28日には新疆ウイグル自治区で大雪が降ったし、7月13日にはアルメニアでは辺り一面氷で覆われるほどの大量の雹が降った。テレビや新聞ではやたら温暖化をあおるような報道が多いように感じるが、少なくとも確実に温暖化に向かっていると決めつけるのは早計だろう。ただ明らかに気候変動期に突入したのは間違いなさそう。
今年は、新型コロナウイルス禍、それに伴う政情不安、そして気候変動が顕著と、先行きが全く見えない状況だが。こんな時はテレビやネットの情報を鵜呑みにしたりに惑わされることなく、一人一人が想像力を逞しくして、ものごとを多角的に捉え深く考えて行動することが肝要なのだろう。