待ち焦がれた梅雨明け!
今日東海地方の梅雨が明けた。平年より11日遅かったらしい。それにしても今年の梅雨は雨の日が多かったように思う。おかげで6月21日の部分日食も、最盛期のネオワイズ彗星も見逃してしまった。週間天気予報を見ると、「梅雨明け十日」にふさわしい晴天が続くようだ。ここで7月中ほとんど星空が見られなかったストレスを一気に発散したいところだが、4日は満月なんと巡り合わせの悪いことか。それでも今年は、南の空で木星と土星が仲良く並んで見て見てオーラを放っている。とりあえずは、望遠鏡で木星と土星をじっくり楽しむことにしよう。
ところで、この木星と土星、今はまだ少し遠慮気味の間隔だが、秋以降じわじわと間隔を詰めていって、12月21日の冬至には、肉眼ではまるで一つの星に見えそうなほど超大接近をする。クリスマスツリーのてっぺんに飾る大きな星を「ベツレヘムの星」というが、これは救世主イエス・キリストの誕生を知らしめるために輝いた星とされている。いったいどんな星だったのか、ヨーロッパの研究者を中心に研究され、様々な説が発表されているが、その中でも比較的有力な説が、木星と土星の超大接近説だ。イエスキリストの生誕とされるクリスマスは12月25日。かつては冬至の日だったという。今年まさに冬至の日に木星と土星が大接近する。ひょっとしたら救世主が誕生するのか?!
苦しい時の神頼み。とにかく新型コロナウイルス禍を終息させてと願うばかり。