9月22日は秋分の日

 9月22日は秋分の日。秋分の日(春分の日)の太陽は、赤道の真上にあるため世界中どこでも太陽は真東から昇り真西に沈むことになる。そして昼と夜の長さがほぼ同じになるが、厳密には昼間の方がほんの少し長い。その訳は、大気による屈折のため太陽の位置が実際より高く見えるため、そのぶん日の出が早くなり日の入りが遅くなる。また日の出日の入り時刻は、太陽の中心ではなく太陽の上端が地平線に接した時と定義しているため、太陽の視半径分日の出が早く日の入りが遅くなるためだ。以上の誤差を考慮すると、昼間の長さはおよそ12時間7分,夜の長さはおよそ11時間53分となり,昼間の時間の方が14分ほど長くなるのである。ちなみに昼と夜の長さがほぼ同じになるのは、秋分の日のおおむね4日前となる。
 ところで、9月21日月曜日は第3月曜日で敬老の日、翌22日が秋分の日だ。つまり「3連休となり、土曜日が休みだと4連休になるんだ」とカレンダーを見ていて気が付いた。ところがその上があった。秋分の日が第3水曜日になった場合は、その2日前の第3月曜日の敬老の日で挟まれた火曜日は、祝日法の規定によって国民の休日となるのだ。すると、土曜日から数えるとなんと5連休ということになる。そういえば、以前ゴールデンウィークならぬシルバーウィークというのがあったことを記憶しているが、その年2015年はまさにそのタイミングに当たっていたのだと、いまさらながら気が付いた。ちょっとボケ過ぎ?もっとも自営業の私には、日曜日と祝祭日続いて連休になるといっても、とくに恩恵にあずかれるわけではないので、あまり縁がない。ちなみに次に5連休(シルバーウィーク)となるのは2026年だそうだ。6年後、世界はどうなっているだろう?

2020年09月10日