P950で惑星を撮ってみた

 ニコンクールピックスP950実写レポート第2弾は、惑星の拡大撮影に挑戦。光学ズーム2000mm(35mm換算)、さらにデジタル4倍で8000mmとなる。これだけの超望遠ならば、木星の衛星はもちろん木星の縞模様、土星のリングは撮影可能だろう。というわけで購入したその夜に木星と土星を試し撮りしてみた。ただし実口径は55mm、撮像素子は1/2.3インチと35mmフルサイズの1/4しかない。なので写りはそれなりだと想像はつく。
 まずは木星の衛星。すこしながれてしまったが、木星の衛星の動きを撮影するなら十分と言えるだろう。次に木星本体。縞模様がなんとか2本写っているが、ちょっとがっかり。そしてワクワクの土星だ。くっきりリングが写っている。しかもリングに落ちた本他の影もわかる。木星以上の感動だ。
 今回はカメラ三脚に取り付けての、なんちゃって撮影だったが、まあまあの結果ではないか?(木星と土星は画像は約1/2にトリミングしてある)
 次回は動画撮影をしてレジスタックスで処理してみることにしよう。


2021年09月13日